予算委員長 甘利明 国会リポート   第 63 号
2005/1/31
 
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総覧

補正予算が衆議院を通過し、2 月 1 日成立を致します。4 兆 7,000 億円のうち、1 兆 3,600 億円が災害対策費で、残りは国債整理基金への繰り入れ (債務返済) と義務的経費です。

野党は、災害対策の補正が遅すぎると糾弾しましたが、災害対策費は災害が続いている間は積算が出来ません。日を追って金額が膨らんでいくからです。暫定的に予備費から即決で支出し、積算は災害が収まった時というのが当たり前ですが、国民へのアピールだけ考えると災害が起きている最中に補正予算を出せという主張になりがちです。

補正予算審議で、一日半テレビ中継をした例はありませんが、野党の強い要求で半日加える事になりました。テレビでもお気づきの通り、審議の最中は野次や怒号が飛び交う凄まじいもので大対決案件かと思いきや、終わってみれば全党賛成でした。あの騒ぎは一体何だったんだろう、と溜息が出ます。いよいよ来年度本予算の審議に入りますが、野党は徹底抗戦の構えで一筋縄では行きそうもありません。

個人的に話をすれば、素晴らしい政治家が結構居る野党ですが、集合体になると暴走してしまうのは何故なんだろうと考えさせられます。個人的に親しい野党の幹部と話をすると

「本音を言えば今どき審議拒否でもないと思うんだけどね」

「そうだよね。政治家はあくまでも政策論争だからね。でもそう言うと党内での立場がなくなるんでしょ?」

返事をせずに苦笑いをしている所を見ると図星なのかも知れません。

今国会は、郵政民営化や教育基本法改正・中小企業新法・年金改革、さらには憲法改正論議と与野党が真摯に政策論争をすべき課題は山ほどありますが、またスキャンダル追求が主役になりそうです。

どういう議論を戦わせている政治家があらまほしき政治家像かは有権者の側にも責任の一端はありそうです。

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今週の出来事

(多才 (災)?)

陶芸振興議員連盟幹事長として、陶芸への造詣が深いと思われてきたのか、陶芸関係者からの呼びかけが次第に増えてきました。世界陶磁大会レセプションでの挨拶要請があったと思えば、いま発刊中の陶芸専門誌 『陶磁郎』 から 「後世に残したい十作品とその理由」 とうい原稿依頼もありました。並み居る陶芸家や美術館学芸員に交じって政界からただ一人私のコメントが掲載されています。

読んだ方から

「極めて格調の高い素晴らしい文章、とても政治家とは思えない」

とお褒めを戴いております。

待てよ?!・・・ってぇと政治家ってどういうイメージなの??

秘書達からは

「将来は陶芸評論家かエッセイストですね?」

と冷やかされています。将来は総理って言ってくれる奴は居ないのかいっ(-_-)

あ〜ぁ、中二階は辛いねぇ・・・。

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