予算委員長 甘利明 国会リポート   第 58 号
2004/11/14
 
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53 日間の臨時国会も余すところ 19 日となりました。(11 月 14 日現在)

国会の会期は、日曜・祭日までベタで含めたものですから、それらを除き、土曜日も事実上使えないという事になると、実質審議日数は会期の 7 割弱くらいしかありません。

しかも週 3 日ほどの定例日以外を使おうとすると、野党の了解が前提になりますので、実質審議日数は更に短くなります。

唯一、予算委員会だけが、いつ開いても良い委員会と言えます。

今国会では、提出法案の審議以外に 「台風・地震災害対策」 「イラク自衛隊派遣延長問題」 あるいは 「政治とカネ」 更には 「中国潜水艦領海侵犯問題」 というテーマが掲げられていますが、野党はそれら全てを予算委員会で行え、という主張であり、一方与党はそれぞれの専門委員会で行うべしという主張で対立しています。

野党が、とかく予算委員会を開きたがるのは、他の委員会と違って予算委員会は総理ほか複数の大臣を呼びやすい花形委員会であり、テレビ報道もされやすいからというのが本音、と言われています。

更に、証人喚問は通常、予算委員会で行われますので政治的アピールもしやすいという事になります。

領海侵犯問題は、一昔前なら評論家と称する人達が、「中国をいたずらに刺激するべきではない!」 と真っ先に言ったものでしたが、今は国民こぞって 「主権侵害には厳しく対処すべきだ!」 という声に沈黙を守っているのを見るにつけ、日本もこの 10 年で変わったものだと感慨ひとしおです。

再発防止策は、日本の毅然たる姿勢だと言う事が、国民のコンセンサスとなりつつあるようです。

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今週の出来事

(あちらを立てれば…)

自民党の政務調査会・国防部会で、中国潜水艦のわが国領海侵犯問題が取り上げられました。

武見敬三参議院議員が、「東シナ海中間線での中国側の不当な無通告資源試掘調査に抗議対応策を策定した直後に今度は潜水艦問題が浮上して来まして・・」

と発言したものですから私と三浦一水参議院議員が、「潜水艦は浮上して来なかったから問題なんだ!」

と野次ったところ、どっとウケて場内のボルテージは更にあがりました。

ところで近々、王毅中国大使の日本赴任祝いを日中議連の役員で行う事になっておりまして、いかにも間が悪い時に厄介な問題を起こしてくれたものだ、と頭が痛い昨今です。

日本の国会議員として、主権侵害に断固抗議するのは当然の事ですが、歓迎会が糾弾集会になってしまってもうまくないし・・・ (-_-;)

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