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さて、昨日 (1/9) 陸上自衛隊先遣隊に派遣命令が発令されました。いよいよイラク人道復興支援に地上部隊が派遣されます。紛争継続地域に自衛隊を派遣するという戦後初の判断の成否は、最終的には歴史が評価することだと思いますが、今日までの小泉総理の苦渋の決断は適切であったと思います。この種の判断を情緒論で批判することは簡単ですけども、冷静に全体の状況を分析し誤解を恐れず決断しないと取り返しのつかない事態を招きかねません。 イラクのフセイン大統領は 10数年前から化学兵器を使い、他国民および自国民まで数万人の殺りくを繰り返してきました。これは歴史上事実が確認されていることです。そしてさらなる覇権を求めて核兵器開発まで手を広げようとしていました (イラク戦争の直前、茂木外務副大臣 (当時) が全面的に無条件核査察を受け入れるよう説得に行った際、イラク高官に 「隣国イランは強大な軍事大国だ。おまけにイスラエルは核兵器を持っている。そんな国に挟まれているんだから我々の選択も止むを得ないんじゃないか」 と核開発を臭わせるような発言をしています)。罪もない市民のこれ以上の殺りくを食い止め、生物化学兵器および核兵器開発を放棄させなければ、さらに悲惨な事態が展開されます。 フセインはアルカーイダをはじめとするテロ組織とつながっていることは当時から指摘されていたことですが、こうした大量破壊兵器がテロ組織に渡り世界中に拡散してしまったら、世界は見えない敵との戦いを強いられ、民主社会はテロの恐怖に怯える日々を送ることになります。考えてもみて下さい。現在も世界中でテロが起きていますが、通常爆弾ですから犠牲者は数人〜数十人ですが、それが生物化学兵器や核爆弾に置き換わることを想定しなければならないのです。その場合の犠牲者は一度に数万人となるのです。 日本はアメリカを説得し、最低限の国連決議 (決議 1441) を取らせることに成功しました。フランスやロシアのように見せかけの人道主義 (両国はフセイン政権下で石油取得の取り決めをしていたため、政権が転覆することは資源政策上都合が悪かったのです) に同調しアメリカを拒否していたら、アメリカは単独で戦争に入り暴走する道を取るか、全てを放棄してイラクをテロ輸出国家として隆盛させてしまうか、のどちらかだったと思います。最低限の国際協調の枠組みの中で各国が行動したことによって、ついにフセインは拘束され、その結末を見ていたイランは核査察の全面受け入れを認め、続いてテロ輸出国家と名指しされていたカダフィ大佐率いるリビアも核開発を放棄すると宣言しました。そしてそれを見ていた北朝鮮は突然、拉致問題解決の用意があると主張を始めました。一連の動きは全て関連しています。小泉総理が幾夜も眠れない時を過ごしながら苦しみ抜いて下した結論が、これを支えてきたのです。世論におもねるような野党の発言はその時は世間受けすると思いますが、政治家は自分にとって不利であっても、結果として世の中のためになる判断ができるかどうかが重要です。 政治家も日々試されていますが、有権者の選球眼もまた試されているのだと思います。 今週の出来事(名人芸) 昨年暮れ 「あきらが行く」 のコーナーで支持者のそば屋さん宅へ行き、自分で手打ちそばを打たせてもらって食べました。正直な話、びっくりするほど旨かったです。そのコーナーを見ていたパン屋さんから、次は俺んとこに来てパンを作ってくれ、という要請が来ました。 このまま行くと俺は食の達人になれそうだなぁ。 「落選しても心配なくなったって?」 「やめてよ!」
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