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「理念・哲学や政策の一致を見ずに民主党と合併をすることは、新たな 55 年体制をつくることに他ならない」 これは小沢党首が自由党結党の時に行った演説ですが、今回のドタバタ劇を 「野合」 と糾弾されると激怒するのは、自身の言動に矛盾が出ようと、どうしてもそうしなければならない切羽詰まった事情があるからだと言われています。つまり自由党を運営していくこと自体が立ち行かなくなってしまって、プライドをかなぐり捨てて解党し、民主党に吸収されるという屈辱を選択せざるを得ない状況に至ったということなのです。 さて、党首討論での菅代表は 「イラクに自衛隊を派遣するならどこが安全か、今答えたらいかがか」 と総理に迫り、小泉総理は 「そんなことは私に分かるわけがないじゃないですか」 と応えたことに、野党は一斉に無責任との罵声を浴びせました。イラク支援法が成立した後に、政府は派遣を前提としたイラクの詳細な調査・情報収集を行います。その上で安全な地帯を選定します。それに基づいて自衛隊が派遣できるのは 11 月になってしまうはずです。調査もしない段階から 「この辺が安全です」 と答弁する方が無責任なのであって、説明は足りませんが総理のあの様な答弁は当然であります。むしろ 『調べもしないうちに答弁せよ』 という菅代表の質問こそが無責任極まりないものであると言えます。菅代表は国会答弁におけるこの種のトリックが得意な政治家ですが、有権者はやがてそれを見抜く眼力を持っているはずです。 視聴者 (有権者) をなめてはいけませんよ。 今週の出来事(悲しい出来事) いろいろと相談に乗っていた後輩の奥谷通代議士が、胆管ガンのため 51 歳の生涯を閉じました。今年 2 月に一緒に酒を酌み交わした後、3 月に入院。4 月上旬病床からの電話ではいつもと変わらぬ朗らかな声だっただけに、その 2 ヶ月後の 6 月上旬に彼の秘書から 「あと一月と医師から宣告されてしまいました」 という告白を聞いたときには、呆然とするばかりでした。入院した時点で、余命幾許もないことを宣告された奥谷代議士は、常に気丈に明るく振舞っていたそうですが、秘書と二人きりになると手を握り締めて 「何としても無念だ。志半ばで悔しい」 と声を振り絞っていたとのことでした。 まだ元気だった頃、奥谷代議士が彼の後援者に向かって 「この人を我々の次のリーダーに担ごうと思ってるんです」 と私を紹介してくれた、その言葉を思い起こす度に、万感胸に迫る思いです。 奥ちゃん、どうぞ安らかに。合掌。
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