衆議院議員 甘利明 国会リポート   第 26 号
2003/06
 
 

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総覧

いよいよ国会会期末を 18 日に控え、イラク復興支援法の是非をからめた会期延長論議の攻防が、与野党のみならず自民党内でも始まっています。

通常、会期末のぎりぎりになるまで与党幹部は会期延長論を表に出すことはありません。「会期内にすべての法案を成立させるために全力を尽くす」 ということが国会対策上の基本であり、建て前であります。会期途中に会期延長の必要性を表に出した途端、野党に 「延長するなら今の審議を急ぐ必要はないではないか」 との口実を与え、法案審議は途端にスピードダウンします。イラク新法を除いたとしても、既国会提出案件を処理するにはとても審議時間が足りません。加えてイラク新法を提出するとなれば、かなりの会期延長幅が必要になります。

非主流派の中には、長期会期延長は解散権のフリーハンドを総理に与え、9 月の総裁選に対立候補が出馬する時間的余裕を剥奪してしまう、との憶測がありますが、いささかピント外れの議論です。というのも、解散権は国会開会中であるなしに制約されず (法的には国会閉会中でも可能です)、加えて小泉総理は延命や党勢拡張のための戦術としての解散という発想は全く持ち合わせていないからです。

小泉総理は純粋に案件処理に必要な日数だけ会期延長を要請するはずですが、いろいろな憶測を呼ぶのは小泉総理を従来型総理の枠で考えている人達です。

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今週の出来事

(くつろぎのひと時)

先々週の土曜日、陶芸振興議員連盟会長の杉山憲夫代議士 (ちなみに私が幹事長です) と美濃を代表する陶芸家の一人である林正太郎氏宅を訪問しました。

駅に迎えに来てくれた林氏は、私の想像と違って素朴で気さくな芸術家でした。ミャ-ミャ-言葉がいかにも名古屋の人らしいと思いましたが、時々何を言っているのか聞き取れない時がありました。

「作品をつくっているうちに、次はこうした方がいい、ああした方がいい、という思いがどんどん湧いて来るんです (注:筆者、標準語に訳)」 との言葉に 「 さすが芸術家!」 と感心しましたが、『それって今買わない方がいいってこと!? 』

10 月に日本橋三越で個展があるそうです。興味のある方は足を運んでみてはいかがですか。作者がいたら、私から薦められたと言って下さい。


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