あきらが行く

座間と言えば日本一の大凧「菊芳堂」と「矢澤商店」

私の地元の座間市では、日本一を誇る「座間の大凧まつり」が毎年5月に開催されます。これは、男子の誕生を祝う「端午の節句」の行事として、江戸時代の文化・文政年間に、名主(大農家)の方々が江戸で流行していた凧を取り寄せて揚げたのが始まりという歴史と伝統のあるお祭です。いまでは、大凧保存会のメンバーを中心に受け継がれ、神奈川の祭り50選にも選ばれています。中でも平成13年に座間市制30周年を記念して作られた210畳敷きの凧は、凧揚げに成功した大凧としては日本一の大きさとして広く知られています。今回は、その「日本一の大凧」の名を冠した「大凧最中」で有名な菊芳堂さんと、「大凧煎餅」で有名な矢澤商店さんを訪問してまいりました。

 

 

「大凧最中」の菊芳堂さん。三代目店主の加藤正司さん、二代目女将の加藤澄子さんと

 

「最中の命」餡作りも見学しました

 

手馴れた手つきで一つ一つ大事に餡をつめる二代目ご主人の加藤公市さん。餡をへらで取る量も毎回ピタリと同じ!流石、職人技が光ります!

 

まろやかな甘さが後に残らずスッキリしている理由は、、、美味しい座間の地下水と純度の高い氷砂糖、それに最新の甘味料「トレハロース」が含まれているからだそう

 

明るい雰囲気の店内には、美味しそうな和菓子が並び、壁には今までに受賞された表彰状や盾が飾られています

 

こちらが「大凧最中」いただきます!

 

「大凧煎餅」の矢澤商店さん。店主の矢澤富夫さんと

 

火加減を調節しながら、、、

 

「焼き加減は長年の勘が頼り。同じ原料でも焼き方で全く違う煎餅になるんです。」との事

 

歯ごたえのしっかりした厚焼きタイプの「大凧煎餅」は時間をかけて焼き上げられます

 

店内には、焼きたてのお煎餅の香ばしい香りが立ち込め、各種煎餅が販売されていますよ

 

パッケージには「大凧」をイメージし「座間」と書かれた「大凧煎餅」この後、しっかりと噛り付きました